下京東部医師会の先生方全体へご連絡いたします
各種通知や連絡などでご存じの先生も多いかと思いますが、令和7年度より『かかりつけ医機能報告制度』がスタートしております。
これは医療法の改正に伴いスタートした制度で、特定機能病院と歯科医療機関を除く全ての病院・診療所が、必ず報告するものとなっています。
以前からある『かかりつけ医機能研修制度』とは全く別の制度ですが、似たような文言や報告の仕方がややこしい、分かりにくい等の声があがっていますので、本ページにて、制度の概要と方法を説明いたします。
●『かかりつけ医機能報告制度』とは?
”都道府県知事に対し、それぞれの医療機関が有する『かかりつけ医機能』を報告する制度”
です。
介護や福祉サービスとの連携や、地域の医療ニーズに応えるための環境整備、また患者自身の状況に応じた医療機関を選択できるようにするため、すべての医療機関から報告をしてもらうというのが目的です。
令和7年4月からスタートした制度で、その第1回目の報告が令和8(2026)年1月1日から3月31日(火)までに実施してください。という事になっています。
報告いただいた内容は、医療情報ネット(ナビイ)にて公開されます。
●『かかりつけ医機能報告制度』で報告をするには?
この報告をする際には、2つのシステムを使用します。
G-MIS(ジーミス:医療機関等情報支援システム)とMAMIS(マミス:医師会会員情報システム)というシステムです。
●G-MIS(ジーミス:医療機関等情報支援システム)
コロナ禍ではG-MISからワクチンや医療資材の発注をしていましたが、現在は医療機関の稼働状況等さまざまな情報を収集・報告ができるシステムとして運用されています。
「G-MISなんて使ったことない。アカウントがない」
という場合は、まずこのG-MISの新規ユーザー登録からスタートしてください。厚労省のサイトから申請をしますので、G-MISアカウントが無い先生はまずご登録をお願いします。
■G-MIS新規ユーザ登録
●MAMIS(マミス:医師会会員情報システム)
MAMISは令和7年の秋ごろから運用されており、医師会の入退会や研修単位の確認や申請、入退会の手続きも行えるサイトです。
日医に入会されている先生は全員がすでに登録されており、アカウントが割り振られています。
「なんかそんなのがあった気がする…」
日医に入会されている先生は、昨年の9月ごろに『ログイン情報のご案内』という圧着ハガキが郵送されています。
このハガキには初回ログイン用の仮IDと仮パスワードが記載されています。もし手元に案内が無い場合でも
・仮ログインID⇒ご自身の医籍登録番号
・仮パスワード⇒ご自身の生年月日(1970年11月1日の場合 19701101)
でログインしていただくことができます。MAMISにログインしたことがないという先生は、一度お試しください。
ログイン後に新しいパスワードの設定などしていただき、登録は完了です
■MAMISログインページ
●G-MISとMAMISのアカウントがそろったら…
G-MISから行うのが『かかりつけ医機能報告制度』での報告です。
G-MISでの報告については、厚労省が動画を公開していますのでそちらをご参考ください。
かかりつけ医機能報告制度操作手順動画
動画内容のPDF資料も公開されていますので、こちらもご参照ください。G-MISへのログインは5ページ目からです。
かかりつけ医機能報告制度に係る報告方法について
それとは別にMAMISで行っていただくのが『かかりつけ医機能報告制度にかかる研修』を修了しているかの登録・申請です。
この研修とは何かと言うと
”かかりつけ医機能報告をするにあたり、かかりつけ医としての機能を維持・向上させるための研修を受けているか、地域医療活動を実施しているかを確認する”
というものです。
『かかりつけ医機能報告制度』では、この修了者の有無が報告事項のひとつとなっています。
この”研修”の内容には
①日医の生涯教育制度のカリキュラムコードが付与されている講演会への参加といった座学での研修
②地域行事の救護班、行政や自治会などの委員、学校医、警察医への協力、介護認定審査会などの実地研修
などが該当します。
MAMISでの『かかりつけ医機能報告制度にかかる研修』の修了申請は、下記のPDF資料8ページ目から、ログイン方法を含めて順を追って説明されています。
MAMISでの研修修了の申請を行っていただき、申請先の医師会(地区医師会)にて申請内容を確認、承認を行います。
承認後はMAMISマイページから『修了証』を発行し、ダウンロードできるようになります。
G-MISとMAMISのアカウントがそろっていれば、すべての報告と修了申請は15~20分程度で終了する内容です。
●『かかりつけ医機能報告制度』のQ&A
Q1.この報告は毎年必要なのでしょうか?
⇒A.1月から3月31日の期間にかけて、今後は毎年行っていただく報告です。
Q2.すべての診療科で必要ですか?
⇒A.内科以外でも、すべての診療科の医療機関から報告が必要です。
Q3.報告をしなかった場合にペナルティー(罰則)はありますか?
⇒A.罰則を受ける可能性はありますが、すぐに科されるものではありません。
〔説明〕
本制度は医療法に定められた、医療機関の義務として位置づけられています。
ですので、報告しない場合には罰則の規定が定められています(医療法第30条の18の4第6項)。
しかしながら、報告内容は日頃から各医療機関が地域の中で実践しているものであり、新たな取り組みをお願いするものではありません。
また未報告ですぐに罰則があるわけではなく、都道府県からの連絡や勧告があり、是正期間を経ても応じない場合になって罰則が科される可能性があるというものです。
今後この報告制度が他の制度と連携し、運用される可能性も示唆されています(保険請求や診療報酬と紐づけられる可能性もあります)。
そして未報告の場合は医療情報ネットで医院情報が公開されず、患者へ必要な情報が伝わらない可能性もあります。
ですので、可能な限り多くの先生方に報告をお願いするものであります。
Q4.B会員や居宅会員(引退した医師)も報告をしなければならないのでしょうか?
⇒A.報告の必要はありません。
〔説明〕
本制度は医療法に基づき、病院または診療所の「管理者」に対して報告を義務付けているものです。
居宅会員や、ご引退されているが医師会に在籍されている先生など、現在医療機関を運営・管理していない個人の医師は、報告主体となる「医療機関」には該当しません。
ただ、報告内容に『かかりつけ医機能報告制度にかかる修了者の数』を報告する部分があります。
勤務医であるB会員の先生が在籍されている医療機関については、B会員の先生にMAMISから『かかりつけ医機能報告制度にかかる修了』の申請を行っていただくようご案内ください。
Q5.日本医師会に入会していないので、MAMISにログインできません。
⇒A.日本医師会に未入会の場合でも、MAMISに登録することができます。
下記のページからMAMISに登録していただくことができます。
※日本医師会に入会されている先生はすでにMAMISに登録されていますので新規登録はしないでください※
■MAMIS新規登録(非医師会会員の方)
Q6.初めてMAMISに登録します。どうすればいいですか?
⇒A.MAMISログインページから、仮IDと仮パスワードを入力してください。
仮IDは医籍番号、仮パスワードは生年月日です。
日医に入会されている先生は、必ずこのログイン部分から入力してください。
下部の『未登録の方はこちら:利用者登録』から入力すると、情報を延々と入力した最後に「すでに登録済みです」とのエラーが出ます。
ログイン後はメールアドレスの登録をし、そのメールに自動返信で登録用のURLが送られてきます。そこからさらに進んで、IDとパスワードの設定をしてください。
この時に仮ID(医籍番号)と仮パスワード(生年月日)と同じ内容は使用できませんので、別のものを設定してください。
■MAMISログインページ
Q7.修了申請ですが、MAMISからの登録が良く分からないので難しいです。
⇒A.MAMISでの登録が難しい場合は、紙媒体での登録も可能です。
日本医師会ホームページの『かかりつけ医機能報告制度にかかる研修』のページ下部に、『修了申請書(様式)』という項目があります。
必要書類をダウンロードし記入。添付書類が必要な場合はそれも同封し、地区医師会事務局まで送付ください。
〒600-8039
京都市下京区 大寿町404 前田内科医院2階
下京東部医師会 事務局 芝田 宛
■『かかりつけ医機能報告制度にかかる研修』
Q8.G-MISのログインパスワードやユーザー名が分かりません。
⇒A.パスワードが分からない場合は再設定をしてもらう必要があります。
京都府ホームページの『医療機能情報提供制度について』から、再設定用のリンクがありますのでそこから問い合わせをしてください。
ユーザー名については京都府健康福祉部医療課が窓口となっていますので、こちらにお問い合わせください。問い合わせ先も同じホームページ内に記載があります。
■『医療機能情報提供制度について』


