下京東部医師会のご案内
下京東部医師会会長ご挨拶
下京東部医師会会長前田 眞里
この度、皆様から承認いただき2024年から2年の任期で会長に就任させていただきました。
下東医師会発足依頼初の女性会長となりましたが、多様性を認める時代に性別の区別なく、これから訪れると予測される医療の困難な時代を乗り越える事が出来るよう与えられた職務をまっとう出来るように、精一杯の努力を惜しまない所存です。
コロナ禍で日本のIT技術が、他のアジア諸国と比べ大変遅れていることが残念ながら露呈しました。政府のコロナ政策の賛否はあると思いますが、こと医療においては、医療DX化の遅れは、質の高い医療や国民皆保険制度と有している我が国このままの医療を温存していく為には克服しなくてはいけない喫緊の課題です。
然しながら、安易なDX化や医療へのAI導入は混乱を招くだけでなく、医療の質も変化させてしまうかもしれません。来る2025年問題や地域医療構想への変換点は大きく日本の医療に影響を与えるでしょう。
私たち下東医師会としては、これらの大変換期に対し、情報の取得に遅れることなく、会員の先生方への情報発信に力を入れていきます。
自然災害への備えを怠ることなく、どの会員の先生方にもこの備えをお願いしたく存じます。課題は多くありますが、創立以来モットーにして来た会員親睦を損なうことなく、次の世代にバトンを繋いでいく所存です。
今までの会長と変わりなく、御協力をお願い致します。
(令和6年4月)